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往きて迷いし物語

もるあきがトールキン教授やPJ監督に翻弄されるブログ・『この世界の片隅に』備忘録

『この世界の片隅に』すずさんの声優さんが発表されました

 2016年8月24日、すずさんの声優さんと新動画が発表されました。すずさん役は、のんさん!(本名・能年玲奈さん)


長編アニメ『この世界の片隅に』主演すず役は女優・のんさんに決定! アニメ映画初主演となるのんさんからコメントも到着
http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1472185387

 「戦争もの、暴力的なもの」を拒みたくなる気持ち、わかります。誰だって恐ろしいことを知りたくはない、特に若いうちはそうです。昔のことだし、やっと学校で習わなくても良くなったのに、わざわざ…と思いますよね。

 私はこうの史代先生の別の作品から入ったので、この人が描くものなら、という気持ちと、暗いものは見たくないなあという気持ちとありました。
この世界の片隅に』は人よりぼんやりした女の子が主人公で、自分の気持ちを伝えることができなかったり、新しい生活の中で小さな楽しみを見つけたり、なんだかんだとなるようになったり、毎日の献立に悩んだり、怖いことから逃げ出したいと思う、普通の女の子を描いていたんですね。
 戦争ものに出てくる女の子をかわいいと素直に思って…今日マチ子先生の作品もそうなのかな。キャラクターの、人から良く思われたい気持ちとか、全然違う時代の話じゃなくて、今と繋がっている感じがするお話でしたね。
 のんさんが感じたことも私が感じたことと近かったらいいなあと思います。


この世界の片隅に】キャスト発表!!細谷佳正小野大輔ほか -サブカルウォーカー-
http://subculwalker.com/archives/31394/

 その他キャスト・スタッフも次々発表されましたね。声優さんに詳しくないので、細谷さんが広島出身だったとは知りませんでした。原作の周作さんや水原さんの台詞を細谷さんや小野さんの声で再生するとウヒョーってなります。やばい。ファンの人は嬉しさのあまり死んでしまうのでは?


映画『この世界の片隅に』公式サイト
http://www.konosekai.jp/

 ↑上映劇場も増えているので、「上映される映画館が遠いから円盤待とうかな…」と思ってる人も、ぜひともチェックしてください。封切り後に反応を見て地方での上映が増えることはありますが、できるなら上映前に増えてなるべく時差が少ないといいですね。「地元の映画館で観たい」発言をしていかなければ…。一映画ファンとしても上映が終わった後に映画のことを知ってがっかりする人を減らしたいですし。


 予告動画をスマホで観ても感激するのですが、テレビ画面でYOU TUBE動画を見るとこれまた迫力があります。コトリンゴさんの『悲しくてやりきれない』も映画のためにアレンジされたんですね! 特報の軽やかな感じも素敵でしたが、予告版は、より映画の世界にマッチしていて、音楽も絵も素晴らしいところへ効果音との重なり方の編集には製作者たちの執念を垣間見ることができます。
 特報と予告で注目してほしいのはタンポポの色です。

 想像してた以上にすずさんの声が幼くてかわいくって、とろけそうですねヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
 原作で義母のサンさんがすずさんを好ましく思い、気にかけている様子があるのですが、それにしても彼女はどの時点から好感を持ったのかなあ…なんて考えたのが、すずさんの声を聞いてわかりました。サンさんは初対面ですずさんのことを守らなくてはならない愛しい子と見たに違いないと。
 あくまで個人の、現時点での感想です。すずさんのお嫁入りには事情もありましたし、サンさんはお嫁さんに不親切にしようと思うような人柄でもないですし。でも、のんさんの演じたすずさんの声を聞いたら、頭ではなく心でわかるものがあるじゃあないですか。原作読んでるだけだと読者の贔屓目ですずさんがかわいく見えるだけかもしれない…なんて思ってたのが、声がついて動くことによって、こりゃ誰が見ても可愛らしいわいってわかるじゃあないですか。


 のんさんと言えば、『あまちゃん』面白くて、元気になれてとても好きでした。脚本や映像、演出、小道具、実力ある脇役どれもが『あまちゃん』の魅力ではあるのですが、やはり、のんさんがアキちゃんだったからこそ、というのは大きいかと思います。
 朝ドラの撮影の負担の大きさ、特にヒロインのそれは実にたいへんなもので、特に最近は撮影中にもどんどん評価が目に入ってくる時代ですので若い女優さんたちには荷が重すぎると感じるほどです。それを微塵も感じさせない演技、最後までブレることのなかったアキちゃんの芯の強さが作品の評価にも繋がっていると思います。


 片渕監督も『あまちゃん』が好きで、『この世界の片隅に』の製作記にもこのような記事を書いていたのを、数日前に読み返したばかりでした。

WEBアニメスタイル 1300日の記録 [片渕須直
第57回 ああ、誰にもふるさとはある、ふるさとはある
http://animestyle.jp/2013/11/11/6499/

 数日前にこの記事のことをツイートしたのがどなただったか思い出せないのですが、ツイートしてくださってありがとうございます。この記事もMAPPAで連載中の記事も面白くてとってもたくさんあるので、映画が完成した暁には書籍化していただきたいところです。分厚くなりすぎて無理かしら(; ˘ω˘)

MAPPA『すずさんの日々と共に』-片渕須直
http://www.mappa.co.jp/column/column_katabuchi.html


 その片淵監督の、のんさん起用への思い、声優さん紹介ツイートをファンの方がまとめてくださっております。ありがとうございます。

映画『この世界の片隅に』主演はのん(能年玲奈)!片渕監督「一番望む声を手に入れた」
http://togetter.com/li/1015886


 他の声優さんたちも映画が楽しみになる情報しか出てこなくて、どうしましょう! 喜びすぎて頭がおかしくなりそうです。

映画『この世界の片隅に』への熱い想いが伝わる新谷真弓さんらキャスト声優Tweetまとめ
http://togetter.com/li/1016240


 トゥゲッターで『この世界の片隅に』やら『片渕監督』で検索すると熱心なファンの手によるたいへん丁寧なまとめがザクザク出てきますので、ほんとうに感謝してもしきれない思いでいっぱいです。


 のんさんのファンで『この世界の片隅に』を観る前に片渕監督の作品を観てみたいという方がいるなら、やはり、のんさんがおずおずとサインしてくださいと抱えていた『マイマイ新子と千年の魔法』をおすすめします。
 山口の女の子と引っ越してきた女の子二人が仲良くなるお話です。個人的には赤毛のアン好きな方におすすめしたい。
 なんと10月にBDが発売になるそうです。やったー。レンタルですと、ジブリ棚にうっかり紛れ込んでいることもあるとか、ないとか…。


 短めのはないの?という方には『あま絵』でも有名な青木俊直先生キャラクターデザインのミュージックビデオ『これから先、何度あなたと』がおすすめです。背景にも注目するといいかもしれません。
 http://www.mappa.co.jp/column/column_maruyama.html


 また、こうの先生とのタッグ『 花は咲く』も素晴らしいです。DVD付きのCDも販売されていますので、放映が待てない方はそちらをどうぞ。

アニメ「花は咲く」| 明日へ ―支えあおう― NHK東日本大震災プロジェクト
http://www.nhk.or.jp/ashita/themesong/anime/

「花は咲く」復興支援テーマソングの短編アニメがDVD 4月17日発売CDに付属-アニメ!アニメ!
http://s.animeanime.jp/article/2013/04/14/13683.html

 毎日のように新しい情報が飛び込んできて、追いかけるのにヒーヒー言っておりますが、呉旅行記の後半も近いうちにアップしたいと思います。

追記
 渋谷ユーロスペースさんで9月10日から一週間限定で『マイマイ新子と千年の魔法』上映されるそうです! のんさんのサイン入り『この世界の片隅に』原作本の展示や、片渕監督の挨拶もあるそうです。
 9月10日(土)~16日(金)一週間限定上映
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000130