往きて迷いし物語

もるあきがトールキン教授やPJ監督に翻弄されるブログ・『この世界の片隅に』備忘録

japanぐるーヴ他『この世界の片隅に』

japanぐるーヴ/海外配給/セーラー万年筆

「japanぐるーヴ 体感!エンタメ情報」
http://www.bs-asahi.co.jp/japan_groove/index.html
 2016年11月13日放映回より映画評論家・添野知生氏のコメントの一部を書き起こしました。

「体験する映画です。(略)アニメーションという一段階抽象化された表現によって、見る者をするっと映画の中に引き込むような効果があると思うんです。(略)
 戦争を、若い女の人として体験するのがどういうものかっていうことを、今を生きている誰でも老若男女、僕のようなおじさんでも、男の人でも、自分の体験みたいにして、理解することができる、そこがすごい映画だと思うんですね。(略)」

 短いながら作品の本質を捉え、素晴らしさを伝えるコメントでした。

 現実と地続き感のあるアニメーション作品、というのは片渕監督が何度も言っていたことです。『マイマイ新子と千年の魔法』の頃から言っていたのだったかな…。記憶が曖昧で申し訳ないです。最近読んだ『この世界の片隅に』のコメントでは実写+CGでは違和感のある構図もアニメなら描くことができる、と。これもどの記事だったか思い出せない。ごめんなさい。とにかく、私の記憶の中にある監督の言葉に呼応するかのようなことを仰っていて、評論家の目というのは凄いなと思ったのでした。この方映画秘宝に書かれてるんですね。そういえば余裕がなくて最新号買ってないなあ…男性視点の記事が多いですから私には気持ちに余裕がないか記事に飢えていないと読むのが厳しい雑誌なのです。

 それに色々感想を拝見していて、男だけどこの映画は女性の気持ちや女性の人間関係を理解できた、というのも見かけて、ああそうなのか、と。一応私は女なのですが、だからって女性心理に造詣が深いわけでもなく、特に原作というかこうの先生の作品に出てくる女性の心理は理解が難しいことが少なからずあって、すずさんの心情ですね、よくわからないな、というところが映画ではわかりやすくなってて。原作の正解かはわからないけど、映画のすずさんの気持ちはこうだよ、と。そこはわかりやすくて良かったですね。
 今日見たインタビューに、ちょうどそのことが書いてありました。 

ネタバレ注意!「この世界の片隅に」片渕監督SPインタビュー【後編】- WebNewtype
https://webnewtype.com/report/article/92131/

 原作の言葉のままにして解釈は観た人に任せても良かったんじゃないかという意見もあるかと思いますが、私はここに限っては映画で答えをもらえて良かったなと思います。


 いつものように気になった記事、たくさんありすぎて見失いがちです。

日本のアニメ映画『この世界の片隅に』、フランスやドイツなどで劇場公開へ - ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/1552901
 フランス・ドイツ・メキシコでの配給会社が決まったようですヾ(*´∀`*)ノ


劇場用映画「この世界の片隅に」×セーラー万年筆
http://www.sailor.co.jp/konosekai/
 これも少しネタバレしてますね、大したことではないですが、単に短縮のためかなと思ったら、そんな理由が…という。面白いです。


 11月26日からMOVIX堺、来年1月7日からユナイテッド・シネマ橿原での公開が決まりました!
 和歌山…(;O;)

http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=548