往きて迷いし物語

もるあきがトールキン教授やPJ監督に翻弄されるブログ・『この世界の片隅に』備忘録

JOJO展大阪行ってきました

 大阪港駅を出て海遊館へ至る道を歩いていると外国人観光客がJOJO展の袋を持っていたので、俺も早く観たいぜ! という気持ちが高まっていくのを感じました。でっかいDioのポスターが見えてきて写真を撮っている人もいて、めちゃくちゃ寒くて曇っていたけど晴れやかな気分に。音声ガイドを首から提げていざ行かん。

 

 ジョジョは好きだけど最近はそこまで熱を入れて追いかけてもいないし観に行ってもいいものかと迷ってて行くのが遅くなったわけなのですが、他の展示では堪えていたのにジョジョリオンの鳩ちゃんのキックシーンの原画を見たら興奮してウォッみたいな声が出てしまったので観に行って良かったです。あのエピソードは鳩ちゃんが実に素晴らしい。

 

 今回ハートを撃ち抜かれたのはカーズ様のカラー絵。顔アップで横に小さいジョセフが跳んでるカットで、ジョセフは複雑な模様のカラフルな服を着ているのに対しカーズ様は顔の周りを黒い布で覆いカットの大きな宝石を数点飾っているだけなのですが、カーズ様は宝石よりも美しい…。ほとんどモノクロで薄い琥珀色の陰影がスッと塗られているただそれだけでカーズ様の残酷なまでの美が際立っていました…おお…。

 

 いわゆるオラオラシーンでパンチの軌道のペンタッチが良かったですね。ガイドによるとオラオラとか無駄無駄のシーンの集中線やトーン以外は自分で楽しんで描いておられるそうです。

 トーンと言えばジョセフ対カーズ戦で噴火した時の溶岩の粘っこい感じが良かった…先生の描かれたカーズ様とジョセフはもちろん素晴らしいのですが、アシスタントさんもこういう凄い技術で漫画の質を上げているのですよね。原稿には青鉛筆の指示が入っていました。

 

 身上調査書は全キャラ分読みたい世界だった…。

 

 原画展のために描かれた「裏切り者は常にいる」も良かったです! 定助の顔めっちゃでかくて嬉しい! 由花子さんのスカートの裾がきれいだったなァ〜。

 

 カーズ様(ジョセフとシーザー)のTシャツを買って帰りました。

 

 本当は仙台でやった時に行けたら良かったんですけど、自分が行けるかどうかは昨日までわからなかったけど大阪に来るって聞いた時とても嬉しかったです。

 

JOJO

http://jojoex-2018.com